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ひとりごと

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「行きつけの店」
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    僕は一人で呑みにいくのは苦手なんですが、この本を読むと、ときには一人で飲みに行ってみようかと思ってしまいます。

    今はなき山口瞳(申し訳ありません、以下敬称略させていただきます)の名エッセイ。

    この人の本は、残念ながら(「週刊新潮」に1963年から31年間、死去まで一度も穴を開けることなく連載を続けたコラム・日記の『男性自身』シリーズをはじめ)現在文庫化されているものが、その執筆量に比べて余りにも少ないのですが、僕の大好きな作家の一人です。

    まず、表紙の写真がいい。
    思わず、手にとってしまう“粋”と“暖かさ”が同居しています。

    “東京の人”が書いた、最高のグルメ(?)エッセイというか、一軒一軒のお店を通しての人生の指南書、そんな趣です。
    特に、“下北沢 小笹寿しの焙った穴子”の章の、「岡田さん、十万だって?そりゃないぜ」というセリフのくだりは、何度読んでも泣かせます。
    “東京の人”のかっこよさというか粋さといったようなものが、“そりゃないぜ”っていう言い回しに集約されてんだよなぁ。

    こんな大人になりたいです。

    間に合うかなぁ。


    | - | 17:21 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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